日本ではまだほとんどなじみがないと思いますが、イギリスのロンドンを拠点にして活動している女性権利擁護団体FiLiA(「娘」という意味)は、毎年10月に「女性の人権国際会議」を開催しています。これは、ラディカル・フェミニ続きを読む “FiLiA2022「女性の人権国際会議」が10月22~24日にカーディフで開催”
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パク・ヘジュン「美容行為に対する韓国女性の抵抗」
【解説】以下は、2022年8月27日に行なわれた、『美とミソジニー』(慶応大学出版会)の翻訳記念ウェビナーで発表されたパク・ヘジュンさんの報告です。ヘジュンさんは韓国のラディカル・フェミニストで、長年にわたって性売買の廃続きを読む “パク・ヘジュン「美容行為に対する韓国女性の抵抗」”
美に潜むミソジニーを暴く――シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』
【解説】以下は、今年(2022年)の7月に翻訳出版されたシーラ・ジェフリーズさんの『美とミソジニー:美容行為の政治学』(慶応大学出版会)を紹介したものです。同書の韓国語版はすでに2018年に出版されており、その韓国語版序続きを読む “美に潜むミソジニーを暴く――シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』”
WHRCのプレスリリース――アメリカの3000人の医療関係者がバイデン政権を訴える
【解説】以下のプレスリリースは、「生物学的性別に基づく諸権利(sex-based rights)」の擁護を求める国際団体「女性人権キャンペーン(WHRC)」が出した緊急プレスリリースの翻訳です。 本日2021年8月30続きを読む “WHRCのプレスリリース――アメリカの3000人の医療関係者がバイデン政権を訴える”
ジュリー・ビンデル「フェミニストを黙らせることはできない」
【解説】30年以上にわたって、反ポルノ・反売買春の活動を続けてきたイギリスのラディカル・フェミニスト、ジュリー・ビンデルさんの比較的最近の論考です。女性とフェミニストを暴力と脅迫で黙らせ従わせようとする動きは、右派や原理続きを読む “ジュリー・ビンデル「フェミニストを黙らせることはできない」”
日本軍「慰安婦」問題をめぐるソウル中央地裁の画期的な判決――韓国女性団体が歓迎の声明
【解説】2021年1月8日、ソウルの中央地裁は、日本政府に対する損害賠償を求めた日本軍「慰安婦」とその遺族たちの訴えに対して、請求通り1人1億ウォンの支払いを命じました。日本政府は問題は決着済みで、主権免除を盾に裁判を無続きを読む “日本軍「慰安婦」問題をめぐるソウル中央地裁の画期的な判決――韓国女性団体が歓迎の声明”
ク・ジヘ「シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』韓国語版序文」
【解説】以下は、2018年7月に出版されたシーラ・ジェフリーズの『美とミソジニー』の韓国語版に付されたク・ジヘさんによる序文の全訳です。同書は出版されてすぐに増刷となり、大きな話題となりました。韓国語版出版元のヨルダ・ブ続きを読む “ク・ジヘ「シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』韓国語版序文」”
ジェン・アイザクソン&キム・テギョン「私たちは花ではない、火だ――韓国女性運動が示すラディカル・フェミニズムの可能性」
【解説】以下の論考は、カナダのフェミニスト・オンライン雑誌『フェミニスト・カレント』2020年6月15日号に掲載されたものです(一部省略)。韓国のフェミニスト運動の戦闘性と先進性、その驚くほどの大衆的広がりについてはすで続きを読む “ジェン・アイザクソン&キム・テギョン「私たちは花ではない、火だ――韓国女性運動が示すラディカル・フェミニズムの可能性」”
ベルリン・ミッテ区に設置された「平和の少女像」の撤去決定に抗議する公開書簡と署名
【解説】2020年9月末にベルリンの中心街であるミッテ区の公有地に「平和の少女像」が設置されましたが、日本政府からドイツに対して像の撤去を求めるロビー活動が盛んになされ、その圧力を受けてミッテ区は10月8日、ベルリンのコ続きを読む “ベルリン・ミッテ区に設置された「平和の少女像」の撤去決定に抗議する公開書簡と署名”
「女性に対する暴力」との闘いに生涯を捧げたダイアナ・ラッセルさんが死去
著名なラディカル・フェミニストで、性被害を受けた女性たちの経験を実際に調査し、膨大な数の当事者にインタビューすることでフェミニズムの歴史にけっして消えることのない偉大な足跡を残したダイアナ・ラッセルさんが、28日、呼吸続きを読む “「女性に対する暴力」との闘いに生涯を捧げたダイアナ・ラッセルさんが死去”