ミーガン・マーフィー「同意だけが問題なのか――看過される性的搾取の本質」

【解説】以下は、カナダを拠点とするラディカル・フェミニズムのオンライン雑誌『フェミニスト・カレント』の主催者ミーガン・マーフィーさんの最新論考です。筆者から許諾を得て、以下に全訳を掲載します。小見出しはわれわれによるもの続きを読む “ミーガン・マーフィー「同意だけが問題なのか――看過される性的搾取の本質」”

フランスの上院がポルノの規制を勧告する報告書を出す

【解題】以下は、イギリスの左派新聞『ガーディアン』2022年9月28日号に掲載されたAP通信社配信の記事の全訳です。  フランスのポルノ産業における性的・身体的虐待は「システミック(系統的、体系的)」なものであり、議員は続きを読む “フランスの上院がポルノの規制を勧告する報告書を出す”

トム・ファー「審判を受けるポルノ連合――マインドギーク、ポルノハブ、VISAの共謀」

【解説】以下の論考は、イギリスの反性搾取団体であるThe Centre to End Sexual Exploitation (CEASE) のメンバーであるトム・ファー氏が『クリティック』に寄稿した最新論考で、カナダを続きを読む “トム・ファー「審判を受けるポルノ連合――マインドギーク、ポルノハブ、VISAの共謀」”

ジュヌビエーブ・グラック「ポルノハブで『ウクライナ・ガール』などの検索ワードが急上昇」

【解説】フェミニストのオンライン雑誌『リダックス』に掲載された以下の記事は、ロシア軍によるウクライナ侵攻に伴って、ポルノハブやグーグルなどで、「ウクライナ・ガール」や「ウクライナ・ポルノ」などの検索ワードが急上昇している続きを読む “ジュヌビエーブ・グラック「ポルノハブで『ウクライナ・ガール』などの検索ワードが急上昇」”

ナタリー・ブラウン「ヒュー・ヘフナーのドキュメンタリーが語るプレイボーイ帝国の裏の顔」

【解説】以下は、2017年に死んだ『プレイボーイ』帝国創業者のヒュー・ヘフナーの真の顔に迫ったアメリカのドキュメンタリー番組について紹介したオーストラリアのニュース記事です。ACLU(アメリカ自由人権協会)を初めとするア続きを読む “ナタリー・ブラウン「ヒュー・ヘフナーのドキュメンタリーが語るプレイボーイ帝国の裏の顔」”

メリンダ・タンカード・リースト「オンライン・ポルノは世界最大の『教育機関』」

【解説】以下のインタビューは今年3月に行なわれたもので、少し古いものですが、内容はいささかも古くなっていないので、ここに紹介します。メリンダ・タンカード・リーストさんは、オーストラリアのアボリショニスト団体であるコレクテ続きを読む “メリンダ・タンカード・リースト「オンライン・ポルノは世界最大の『教育機関』」”

キャサリン・マッキノン「OnlyFans の顛末が示す性産業の力」

【解説】ロンドンに拠点を置くアダルト系の OnlyFans(オンリーファンズ)というサブスクリプション型動画投稿サイト(登録者であるサブスクライバー(購読者)がクリエイターをフォローし、クリエイター(アダルトコンテンツで続きを読む “キャサリン・マッキノン「OnlyFans の顛末が示す性産業の力」”

「ポルノではなく子どもを守ろう」の新しいキャンペーンが始まる

 ポルノハブの閉鎖を求める国際署名(すでに223万名の署名)を主導してきたエクソダス・クライやNCOSEを初めとするアメリカのアボリショニスト団体が、8月12日からいっせいに「ポルノではなく子どもを守ろう」の国際キャンペ続きを読む “「ポルノではなく子どもを守ろう」の新しいキャンペーンが始まる”

性暴力ポルノ雑誌『ハスラー』の創刊者ラリー・フリントが死去

 性暴力的なポルノ雑誌として有名な『ハスラー』の創刊者ラリー・フリントが2021年2月10日、心不全で死去した。享年78歳だった。  ラリー・フリントは1974年に『ハスラー』という性暴力的ポルノ雑誌を創刊し、その中で女続きを読む “性暴力ポルノ雑誌『ハスラー』の創刊者ラリー・フリントが死去”

韓国で世界最大の児童ポルノ運営者がわずか1年半で出所、アメリカへの引き渡しを求める署名始まる

 ダークウェブにおける世界最大級の児童ポルノサイト「Welcome to Video」が国際的に摘発され、それを運営していた20代前半の韓国人ソン・ジョンウが逮捕されました。このサイトは32ヵ国、128万人ものユーザーを続きを読む “韓国で世界最大の児童ポルノ運営者がわずか1年半で出所、アメリカへの引き渡しを求める署名始まる”