【解説】本稿は、ドイツのサバイバーでアボリショニストの活動家であるフシュケ・マウさんによる、買春客に関するきわめてすぐれた考察です。書かれたのは2016年と少し古いですが(もともとはドイツ語)、その後、各国語に翻訳されて続きを読む “フシュケ・マウ「買春客たち――彼らはなぜ買春するのか、売春婦についてどう考えているのか」”
カテゴリーアーカイブ: 理論
メリッサ・ファーリー「つながりを理解する――資源採掘、売買春、貧困、気候変動、そして人権」
【解説】以下の論文は、売買春の問題に長年取り組んできたアメリカのアボリショニスト・フェミニスト理論家、メリッサー・ファーリーさんの最新論文です。表題の通り、資源採掘、売買春、貧困、気候変動、人権という現代の最も重大な諸現続きを読む “メリッサ・ファーリー「つながりを理解する――資源採掘、売買春、貧困、気候変動、そして人権」”
ジェン・アイザクソン「フーコーからサンフランシスコへ――クィア理論の不変のルーツ」
【解説】本稿は、イギリスのラディカル・フェミニストでマルクス主義者でもあるジェン・アイザクソンさんが、彼女の主催するサイト「On the Woman Question」に掲載された論文の全訳です。著者の許可を得て、ここに続きを読む “ジェン・アイザクソン「フーコーからサンフランシスコへ――クィア理論の不変のルーツ」”
テレサ・ジアウリス「ポストモダンでリベラルな家父長制」
【解説】ここに紹介するのは、スペイン語のラディカル・フェミニスト雑誌『トリブーナ・フェミニスタ』に掲載されたテレサ・C・ウヨア・ジアウリスさんの論考です。テレサ・ジアウリスさんは、女性人身売買反対連合(CATW)のラテン続きを読む “テレサ・ジアウリス「ポストモダンでリベラルな家父長制」”
アリス・グラス「売買春論争における3つの神話」
【解説】以下の文章は、売買春サバイバーであるアリス・グラスさんがイギリスのアボリショニスト団体 Nordic Model Now! (NMN)に発表したものであり、NMNの許可を得て、ここにその翻訳を紹介します。セックス続きを読む “アリス・グラス「売買春論争における3つの神話」”
Seiya Morita, Introduction to “Marxism, Feminism, and Sex Work”
This piece is an English translation of the Introduction to Seiya Morita’s recently published book ̶続きを読む “Seiya Morita, Introduction to “Marxism, Feminism, and Sex Work””
ジャニス・レイモンド「オランダにおける売買春合法化論者の言い分とその現実」
【解説】以下に紹介するのは、2013年に英語で出版されたジェニス・レイモンドさんの『選択でも仕事でもない(Not a Choice, Not a Job)』の第3章「買春国家――オランダにおける売買春の現状」の一部です。続きを読む “ジャニス・レイモンド「オランダにおける売買春合法化論者の言い分とその現実」”
ク・ジヘ「シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』韓国語版序文」
【解説】以下は、2018年7月に出版されたシーラ・ジェフリーズの『美とミソジニー』の韓国語版に付されたク・ジヘさんによる序文の全訳です。同書は出版されてすぐに増刷となり、大きな話題となりました。韓国語版出版元のヨルダ・ブ続きを読む “ク・ジヘ「シーラ・ジェフリーズ『美とミソジニー』韓国語版序文」”
現実と統計を無視するセックスワーク派――ジュノ・マックへの反論
【解題】以下の論考は、私たちがいつも目標にしているイギリスのアボリショニストのサイト「Nordic Model Now!」に2017年に掲載された無署名の論考「Lies, Damn Lies and Ignoring S続きを読む “現実と統計を無視するセックスワーク派――ジュノ・マックへの反論”
カット・バニャード「誰がアムネスティの方針作成を助けたのか?」
【解説】多くの左派男性が、アムネスティ・インターナショナルの方針(売買春そのものをセックスワークとして肯定したうえで、その中での強制的なものだけを排除するという政策)を肯定しているので、以下に、アムネスティ・インターナシ続きを読む “カット・バニャード「誰がアムネスティの方針作成を助けたのか?」”