売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告

【解説】ここに紹介するのは、2022年11月に来日されたイギリスのラディカル・フェミニスト団体「FiLiA」から来られたアリ・モリスさんと日本のフェミニスト団体・個人との交流会でなされた報告です。モリスさんはイギリスのウ続きを読む “売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告”

FiLiA2022「女性の人権国際会議」が10月22~24日にカーディフで開催

 日本ではまだほとんどなじみがないと思いますが、イギリスのロンドンを拠点にして活動している女性権利擁護団体FiLiA(「娘」という意味)は、毎年10月に「女性の人権国際会議」を開催しています。これは、ラディカル・フェミニ続きを読む “FiLiA2022「女性の人権国際会議」が10月22~24日にカーディフで開催”

ジャニス・ターナー「英国防省が自国兵士の海外での買春を禁止――だが買春はどこでやっても虐待だ」

【解説】今月、イギリス国防省は新しい隊員規定を定め、今後、海外で英国兵士が買春行為をした場合は除隊などの処分の対象にするとともに、上級将校と下級兵士との間の性的行為も禁止すると発表しました。これは、10年前にケニアで起き続きを読む “ジャニス・ターナー「英国防省が自国兵士の海外での買春を禁止――だが買春はどこでやっても虐待だ」”

テイナ・ビエン・アイメ「性産業は仕事ではない――アカデミズムに異議を唱える若者たち」

【解説】以下は、女性人身売買反対連合(CATW)の理事長であるテイナ・ビエン・アイメさんの最新の論考です。現在、英語圏の大学ではセックスワーク論が支配的になっており、特権的なリベラル・エリートたちが「セックスワークは仕事続きを読む “テイナ・ビエン・アイメ「性産業は仕事ではない――アカデミズムに異議を唱える若者たち」”

レイチェル・モラン「売春は職業でもなければ、最古でもない」

【解説】以下は、売買春での経験を書いた『ペイド・フォー(私は買われた)』というベストセラー作品の著者であるレイチェル・モランさんの最新の記事です。 レイチェル・モラン 『PSYCHE』2022年6月1日  私の14歳の誕続きを読む “レイチェル・モラン「売春は職業でもなければ、最古でもない」”

アナ・フィッシャー「なぜ労働組合は北欧モデルを支持するべきなのか」

【解説】以下の論稿は、ノルディック・モデル・ナウ!のアナ・フィッシャーさんがイギリス共産党の機関紙『モーニング・スター』に書いた最新エッセイです。本文にあるように、昨今、イギリスの左派と労働組合は急速にセックスワーク論へ続きを読む “アナ・フィッシャー「なぜ労働組合は北欧モデルを支持するべきなのか」”

アナ・フィッシャー「売春は普通の仕事ではない――国際女性デーに労働組合に訴える」

【解説】以下は、Nordic Model Now! の代表を務めているアナ・フィッシャーさんが今年の国際女性デーにイギリスの社会主義日刊紙『モーニング・スター』に寄せた記事です(『モーニング・スター』はイギリスの左翼メデ続きを読む “アナ・フィッシャー「売春は普通の仕事ではない――国際女性デーに労働組合に訴える」”

ジュリー・ビンデル「組合では売買春の中の女性を守ることはできない」

【解説】以下は、イギリスのアボリショニストの活動家・ジャーナリストであるジュリー・ビンデルさんの最新記事です。そこにあるように、イギリスの公共サービス労働者の労働組合である「ユニゾン」(組合員数130万)が先週、北欧モデ続きを読む “ジュリー・ビンデル「組合では売買春の中の女性を守ることはできない」”

タラ・ライアン「性産業のサバイバーである私が北欧モデルを支持する理由」

【解説】本稿は、先月、イギリスのアボリショニストのサイトである Nordic Model Now!(NMN)にポストされたサバイバーの証言です。NMNの許可を得て、ここに翻訳をアップします。タラさんの証言は以前にも紹介し続きを読む “タラ・ライアン「性産業のサバイバーである私が北欧モデルを支持する理由」”

ソニア・ソダ「売買春は本質的に危険であり、普通の仕事のように扱うと事態はいっそう悪化する」

【解説】この記事は、数日前に『ガーディアン』に掲載されたもので、その冒頭でも説明されているように、ステラ・フリュー殺人事件の判決が下されたことを受けてのものです。若い白人男性のジェームズ・マーティンは昨年7月、バンの側面続きを読む “ソニア・ソダ「売買春は本質的に危険であり、普通の仕事のように扱うと事態はいっそう悪化する」”