売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告

【解説】ここに紹介するのは、2022年11月に来日されたイギリスのラディカル・フェミニスト団体「FiLiA」から来られたアリ・モリスさんと日本のフェミニスト団体・個人との交流会でなされた報告です。モリスさんはイギリスのウ続きを読む “売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告”

トム・ファー「セックスを購入することは権利ではない」

【解説】介護者が障碍者の買春行為を支援することが刑法に反するかどうかが争われたイギリスの裁判で(イギリスでは日本と同じく売春の助長行為は禁じられており、とくに介護者の地位にある場合はそうだ)、今年(2021年)の4月の判続きを読む “トム・ファー「セックスを購入することは権利ではない」”

タラ「あの売春店で何が待ち受けているかわかっていたら、絶対にそこに行かなかっただろう」

【解説】以下は、イギリスの売買春サバイバーであるタラさんの証言です。ノルディックモデル・ナウ(NMN) に寄せられた証言の一つで、NMNと本人の許可を得て、ここに訳出します。 タラ ノルディックモデル・ナウ、2021年8続きを読む “タラ「あの売春店で何が待ち受けているかわかっていたら、絶対にそこに行かなかっただろう」”

ノルディックモデル・ナウ「売買春の非犯罪化を求める左翼男性へのメッセージ」

【解説】以下の記事はやや古い2019年のものですが、状況はまったく変わっていないどころか、いっそうひどくなっているので、いっそう重要なものになっています。この日本では立川市での被買春女性に他する殺人事件をきっかけに、あろ続きを読む “ノルディックモデル・ナウ「売買春の非犯罪化を求める左翼男性へのメッセージ」”

ジュリー・ビンデル「ホーハウス(娼館)からホワイトハウスへ――25年間の売買春を生き抜いた黒人サバイバーの自伝」

ジュリー・ビンデル 『アンヘルド』2021年7月16日 【解説】以下は、売買春サバイバーで人身売買問題に取り組む黒人女性活動家ブレンダ・マイヤーズ=パウエルが最近出版した自伝『風吹く路上を去って――メモワール』を取り上げ続きを読む “ジュリー・ビンデル「ホーハウス(娼館)からホワイトハウスへ――25年間の売買春を生き抜いた黒人サバイバーの自伝」”

共同声明「フェミニストの原則とインターセクショナリティの明確化」

【解説】CATW(女性人身売買反対連合)やその他のアボリショニスト団体によって作成された以下の「フェミニストの原則とインターセクショナリティの明確化」という共同声明は、セックスワーク派・トランスジェンダリズム推進の諸団体続きを読む “共同声明「フェミニストの原則とインターセクショナリティの明確化」”

ティガン・ラーリン「売買春の非犯罪化政策は失敗した――別のアプローチをとるべき時だ」

【解説】以下に翻訳するのは、オーストラリアの代表的なアボリショニスト団体「オーストラリア女性人身売買反対連合(CATWA)」の代表を務めるティガン・ラーリンさんの記事です。オーストラリアは連邦制を取っているので、売買春に続きを読む “ティガン・ラーリン「売買春の非犯罪化政策は失敗した――別のアプローチをとるべき時だ」”

ハンブルクの売春街の再開を宣伝するドイツ社会民主党の区長

 先日、イギリスのリーズ市議会で、労働党を中心に貧困地域のホルベックに設置された「管理売春地域」を、新型コロナ・パンデミックによるロックダウンの解除後も再開しないことが決定されたというニュースをお伝えしましたが、ドイツで続きを読む “ハンブルクの売春街の再開を宣伝するドイツ社会民主党の区長”

チェルシー・ゲデス「買春者と業者を非犯罪化しても、私たちの安全と生活は改善されない」

チェルシー・ゲデス Nordic Model Now!, 2018年8月26日  チェルシー・ゲデスさんは、ニュージーランドの合法的な売春店で長年経験を積んできた。ニュージーランドでは、性産業に対する完全な非犯罪化アプロ続きを読む “チェルシー・ゲデス「買春者と業者を非犯罪化しても、私たちの安全と生活は改善されない」”

北欧モデルを攻撃するDecrimNowの公開書簡に対するNMNの声明

【解説】売買春の完全非犯罪化を求めるイギリスの団体 DecrimNow が4月に出した公開書簡についてはすでに、Nordic Model Now! の代表であるアナ・フィッシャーさんがイギリス共産党の『モーニング・スター続きを読む “北欧モデルを攻撃するDecrimNowの公開書簡に対するNMNの声明”