売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告

【解説】ここに紹介するのは、2022年11月に来日されたイギリスのラディカル・フェミニスト団体「FiLiA」から来られたアリ・モリスさんと日本のフェミニスト団体・個人との交流会でなされた報告です。モリスさんはイギリスのウ続きを読む “売買春は女性に対する暴力だ――イギリスのFiLiAから来日したアリ・モリスさんの報告”

性売買をめぐる嘘を暴く――書評:ポムナル『道一つ越えたら崖っぷち』

 この分厚い著作、韓国の性売買サバイバーであるポムナル(「春の日」という意味だそうだ)さんの『道一つ越えたら崖っぷち――性売買という搾取と暴力から生きのびた性売買経験当事者の手記』(アジュマブックス、2022年)を読みな続きを読む “性売買をめぐる嘘を暴く――書評:ポムナル『道一つ越えたら崖っぷち』”

レイチェル・モラン「売春は職業でもなければ、最古でもない」

【解説】以下は、売買春での経験を書いた『ペイド・フォー(私は買われた)』というベストセラー作品の著者であるレイチェル・モランさんの最新の記事です。 レイチェル・モラン 『PSYCHE』2022年6月1日  私の14歳の誕続きを読む “レイチェル・モラン「売春は職業でもなければ、最古でもない」”

ジュリー・ビンデル「女性身体の売買を支持する左派たち」

【解説】以下に翻訳するのは、売買春の非犯罪化(女性身体の売買の合法化)を支持する左派の昨今の傾向を鋭く批判したジュリー・ビンデルさんの最新のエッセイです。 ジュリー・ビンデル 『クリティック』2022年6月号  資本主義続きを読む “ジュリー・ビンデル「女性身体の売買を支持する左派たち」”

アナ・フィッシャー「売春は普通の仕事ではない――国際女性デーに労働組合に訴える」

【解説】以下は、Nordic Model Now! の代表を務めているアナ・フィッシャーさんが今年の国際女性デーにイギリスの社会主義日刊紙『モーニング・スター』に寄せた記事です(『モーニング・スター』はイギリスの左翼メデ続きを読む “アナ・フィッシャー「売春は普通の仕事ではない――国際女性デーに労働組合に訴える」”

テイナ・ビエン・アイメ「性売買は黒人女性にとって何を意味するか」

【解説】以下は、「女性人身売買反対連合(CATW)」の理事長であるテイナ・ビエン・アイメさんの最新の論考です。本人の許可を得て、ここに訳載します。 テイナ・ビエン・アイメ 『ミディアム』2022年3月1日  クリント・ス続きを読む “テイナ・ビエン・アイメ「性売買は黒人女性にとって何を意味するか」”

ジュリー・ビンデル「組合では売買春の中の女性を守ることはできない」

【解説】以下は、イギリスのアボリショニストの活動家・ジャーナリストであるジュリー・ビンデルさんの最新記事です。そこにあるように、イギリスの公共サービス労働者の労働組合である「ユニゾン」(組合員数130万)が先週、北欧モデ続きを読む “ジュリー・ビンデル「組合では売買春の中の女性を守ることはできない」”

ローシン・イングル「アイルランドで性売買を生き抜いたある女性の回想録」

【解説】以下は、『アイリッシュ・タイムズ』に掲載されたインタビュー記事です。インタビューを受けているのは、先日、『エニーガール』(どこにでもいる一少女の物語)という回想録を出版して、アイルランドでの性売買の経験を生々しく続きを読む “ローシン・イングル「アイルランドで性売買を生き抜いたある女性の回想録」”

ジュリー・ビンデル「売買春の非犯罪化を煽動するロンドン現代美術館」

【解説】以下の論考は、イギリスのラディカル・フェミニストでアボリショニストであるジュリー・ビンデルさんの最新の論考です。 ジュリー・ビンデル 『アンヘルド』2022年2月4日  ある買春客は言う、「リラックスしたいから、続きを読む “ジュリー・ビンデル「売買春の非犯罪化を煽動するロンドン現代美術館」”

フシュケ・マウ「買春客たち――彼らはなぜ買春するのか、売春婦についてどう考えているのか」

【解説】本稿は、ドイツのサバイバーでアボリショニストの活動家であるフシュケ・マウさんによる、買春客に関するきわめてすぐれた考察です。書かれたのは2016年と少し古いですが(もともとはドイツ語)、その後、各国語に翻訳されて続きを読む “フシュケ・マウ「買春客たち――彼らはなぜ買春するのか、売春婦についてどう考えているのか」”