メリッサ・ファーリー「性的客体化に根ざす2つの運動――トランスとセックスワーク」

【解説】本稿は、「Women’s Declaration International(WDI)」が2023年10月に出版した論文集『女性の権利、ジェンダーの誤り』(K. Aikan and S. Wainwright (eds), Women’s Rights, Gender Wrongs, London: Women’s Declaration International, 2023)に収録されたメリッサ・ファーリーさんの論稿です。同書には、日本を含む各国のトランスジェンダー運動による女性の権利侵害の現状に関する報告も収録されています。ファーリーさんの許可を受けて、ここにファーリーさんの論稿を訳載します。

 ファーリーさんの論文はすでに、本サイトでもいくつか翻訳紹介しています。彼女は、アメリカで被買春女性の権利擁護と売買春の廃絶を目指す運動を長年来にわたって行っており、さまざまなすぐれた調査研究報告も多数発表しています。「Prostitution Research and Education」というサイトを運営しており、このほど、このサイトに「Sex Self-Identity」というライブラリーコーナーが設けられ、セルフIDに関するフェミニズムからの批判的論考が多数アップされています。今後とも充実させていくようなので、ぜひご注目ください。

メリッサ・ファーリー

 2002年、私は売買春に関する9カ国の調査データ[1]を理解することに取り組んでいた時、アンドレア・ドウォーキンに相談した。「トランス女性」を自認する被買春男性は、暴力やトラウマ症状に関して、被買春女性と有意な差はなかった。アンドレア・ドウォーキンは、私たちの研究結果をこう説明するべきだと私に言った。女性のように見え、女性のように振る舞えば、女性と同じように殴られ、レイプされる。女性を自認する男性に対する彼女の思いやりは明らかだった。しかし彼女は、こうした男性たちが女性であるとか、女性のように振る舞って虐待されたからいつの間にか女性になったなどとは言わなかった。ドウォーキンは、彼らが女性のように扱われたと言ったのだ。

 セルフIDや「トランスの権利」を推進する政治運動と、売買春を「セックスワーク」として推進する政治運動には類似点がある。人々を差別から解放するという目標を主張しながらも、どちらの運動も性的客体化、男性至上主義、女性の従属、男らしさと女らしさに関する硬直した固定観念に基づいている。売買春の擁護者たちは、セックスワークは性の解放だと主張する(「セックスワーク」とは、「セックス」という言葉と「ワーク」という言葉を組み合わせて、それが経済的ないし人種的に周辺化された女性たちにとって合理的な仕事であるとして売買春を推進するために作られた人為的でプロパガンダ的な概念である)。セルフID運動も同様に、女性解放運動や同性愛者解放運動の傘の下に隠れて推進されている。

 言葉の意味が明確でなければ、セックスワーク派の政治運動やセルフID推進の政治運動について議論することはできない。ポストモダニストたちが主張するのと違って、女性であることは性役割のパフォーマンスではないし、アイデンティティでも、観念でも、ジェンダーに関する気持ちでもない。そうではなく、遺伝学者、生物学者、心理学者が言うように、性別(sex)とは身体的、生物学的特徴を指し、ジェンダーとは男らしさ、女らしさの心理的、行動的、文化的側面を指す。遺伝学者のイレーネ・ミゲル=アリアガは、性別(sex)は有機体を区別する生物学的属性を指し、ジェンダーは社会的構築物であると説明した。分子生物学の進歩は、性別が細胞レベルでさえ影響力ある変数であることを示している[2]。

 売買春とセルフID運動は、女らしさと男らしさに関する有害なステレオタイプに根ざしている。男性至上主義のイデオロギーは、男性には売買春を通じてセックスにアクセスする権利があると主張する。男性至上主義はまた、女性であることがどのように感じるのかという男性的幻想のパフォーマンスを支持し、さらに自分が女性であると宣言する男性の権利を支持し、そして彼らの性自認が他の人々によっても認められるよう要求するさらなる権利をも支持している。女性を自認する男性たちは、わざとらしい従属的振る舞いを含む性差別的な女らしさのステレオタイプを演じてみせる[3]。性売買も同様に、女性が男性に従属していることを性的に演じることに基づいている[4]。

 性的に客体化されると、女性はその性的諸特徴によって定義され、他人の性的利用のためのモノにされる[5]。性的客体化によって、加害者は、女性のパーツ化、断片化、搾取のプロセスを通じて、他人を客体として見ることができるようになる。性的客体化は男性の性的攻撃性と結びついている[6]。女性はピンプによって客体化され、金もうけのための商品とされる。有色人種の女性と少女は、人種と性別の両方に基づいて二重に客体化される[7]。

 ある性自認活動家は、「もし性的客体化がそれほどひどいものなら、なぜ私はそんなにそれを望むのか? 私は性的に客体化されたいのだ」[8]。従属のミソジニー的な受け入れは、セルフID論のうちに組み込まれている。性自認の主張者たちは性売買をノーマル化しているが、それは売買春が女性を性的客体として見ることを正当化しているからだ。女性を自認する男性のほとんどは、女性への従属をエロティック化し、性的客体、従属者、ビッチのように扱われることに性的興奮を覚える。

 セルフID運動家は、売買春の非犯罪化は自分たちの権利と不可分だと考えている[9]。セシリア・ジェンティリ(アメリカ)とアントネラ・レルカ(ルーマニア)は、女性であることを自認する男性であり、セックスを買うことを非犯罪化する運動を主導し、セルフIDをも推進している。アカデミズムの活動家であるソフィー・ペッツートは、セックスワーカー・アウトリーチ・プロジェクト(SWOP)と「ジェンダー・アジェンダ」の両方に所属している[10]。

 資金提供者たちの政治的立場は、資金提供先の非営利組織、大学、政府に影響を与える。2021年に510億ドルと資産評価されているゲイツ財団は、世界保健機構(WHO)、UNAIDS、世界銀行、IMFといった公的機関よりも各国の医療政策に強い影響力を持っている[11]。ゲイツは、売買春とセルフIDの両方に対する世間の理解に影響を与え、売春を貧しい女性のための合理的な労働として宣伝し、男性が女性になることができるという概念を支持している。ゲイツ、ソロス、フォードの世界三大財団は、メディ操作を通じて(現在では、セルフIDの主張は「ジェンダー平等」の中にがっちり組み込まれている)、セルフIDをあたかも女性の権利に不可欠なものであるかのように推進するために、2021年に合計26億2000万ドルも拠出している[12]。

ガスライティングとDARVO

 なぜ知的な人々は論理を放棄し、虚構に傾倒することを平然と公言できるのだろうか? セルフIDやセックスワークを推進キャンペーンにおいて、ガスライティングやDARVOがどのように機能しているかを理解することは、この重要な問いに光を当てることができる。DARVOとは、虐待者の戦略である。 すなわち、被害者と加害者を否認し(Deny)、攻撃し(Attack)、被害者と加害者とを引っ繰り返す(Reverse Victim and Offender)。ガスライティングとは、加害者が出来事について虚偽の物語を作り、被害者が現実を理解する能力を疑うように仕向ける心理操作である[13]。混乱、陽動、誤った情報、嘘を作り出すことで、文化全体をグルーミングし、操ることができる[14]。ピンプや買春者は、売買春を擁護するためにガスライティングをする。「確かに彼女は搾取されているかもしれないが、実際にいい稼ぎもしている」。この例では、ガスライティングする側は、レイプや暴行を受けることを「搾取」と表現することで、売買春の被害を最小化し、金銭の支払いが売買春の残酷さを消し去ると示唆することで、誤解を与え、聞き手を混乱させる。

 「セックスワークは仕事である(sex work is work)」「トランス女性は女性である(transwomen are women)」という同語反復のスローガンは、ガスライティングの典型例だ。イギリスのあるテレビ番組では、女性を自認する男が、女性たちに向かって、「トランス女性は本物の女性だ(real women)」と復唱するよう怒りながら要求していた[15]。洗脳のように、男は女になれるという嘘をしつこく繰り返すのだ。従順な聞き手はその嘘を復唱する。

 ジェンダー・アイデンティティ政策のガスライティングの一例として、スコットランドの警察は、被疑者が自分は女性だと主張した場合、レイプを女性による犯行として記録するよう指示した。言い換えれば、ペニスを持つ性犯罪者が自分は女性だと言い、女性用の刑務所に入れられ、その刑務所で女性をレイプした場合、そのレイプは女性によるものとして記録される[16]。このようにして、レイプという犯罪は、記録そのものをガスライティングすることによって社会的、統計的に抹殺される。その結果、女性に対する男性の暴力の告発するはずのレイプに関するデータは、致命的に弱められてしまう。

 DARVOは、ガスライティングの特に厄介な亜種であり、虐待者が自分の行動の責任を追及されたことに対する防衛反応である。DARVOを紹介したジェニファー・フレイドは、「加害者または虐待者は、自分の行動を否認することがある」と説明し、「対立している個人を攻撃し、被害者と加害者の役割を逆転させることで、加害者が被害者の役割を引き受け、真の被害者(または内部告発者)を加害者とする」と述べている[17]。他の形態のガスライティングと同様、DARVOの手法は、標的とされた人と傍観者の双方にショックを与え、混乱させ、沈黙させることだ。DARVO加害者が作り出す認知の歪みは、本来の被害者である集団が見捨てられていることに対して、文化全体が冷淡になる原因となる。

 セックスワーク運動とセルフID運動は、DARVO戦術によって強化されている。セックスワーク派は、ピンプや買春者の暴力を否定することで、人々の認識を操作している。セックスワーク派の活動家たちは、売買春者の責任を追及する活動家が、加害者を逮捕させることで被買春女性の生活をより危険なものにしていると非難する。買春者ではなく、売買春廃止論者(アボリショニスト)が加害者として名指しされるのだ。同様に、女性の権利や安全が脅かされるような場面であっても、男性が女性を自認す権利の制限を提案するフェミニストたちが、「トランスフォビア」や「トランス女性に対する暴力」の実行者として非難される。

 DARVOが被害者にとって有害なのは、被害者に対して自分が問題であるかのように錯誤させるからである。自ら「シス女性」と名乗る女性たちや「she/her」などの代名詞をプロフで用いている女性たちは、性自認活動家たちのDARVO戦術にまんまと引っ掛かっている[18]。DARVOがうまくいくと、加害者の侵害行為を証明するエビデンスはいくらあっても足りないとされる。セルフID運動家たちが性別(sex)の現実を否定することは、DARVO戦術の一環であり、それは科学の否定から始まり、ジェンダー・アイデンティティ懐疑論者への悪質なスケープゴーティングにまで至る。

「性別(sex)」が何であるかわからないかぎり、性差別(sexism)と闘えない

 ブラジルの作家アンドレア・ノブレは2022年、まず性別(sex)の現実を認めることなしに性差別(sexism)と闘うことは不可能だと指摘した。セルフIDを求める政治運動にフェミニストが反対するのは、社会と法の中で生存する女性の権利を守るためである。同様に、フェミニストが売買春に反対するのは、性売買なしに生存する女性の権利、つまり売買春をしない選択をする女性の権利を守るためである。

 当初、セルフID運動は、自らを「トランス女性」と称する人々に対する差別を禁止することを目標としていたようだ。それは良い考えのように聞こえたが、その後、私たちはその目標がより広範なものであることを知った。この新しい運動にあっては、女性は法的にも社会的にも、セルフID論者たちによって見えなくされる。2023年現在、もし男性が「自分は女性だと感じる」と言えば、それまで女性専用とされていた場所や空間に合法的にアクセスできるようになっている。セックスワーク推進運動では、「セックスワーク」という言葉は女性に尊厳を与えると言われている。実際、この言葉は売買春を女性に対する暴力ではなく、仕事として再解釈するために用いられている。それとパラレルな論理で、セルフID運動は差別をなくすことではなく、「現実の性別(sex)ではなく、自認する性別として」誰からも扱われることを要求するものである[19]。

 生物学的性別に基づく女性の諸権利(sex-based rights of women)を保護する法律を撤廃することの危険性は、ワイオミング州で、セルフID活動家たちが、女性器切除(FGM)を禁止する法律が自分たちの性器手術の権利を妨げると考えて、それを撤廃しようとしたときに示された[20]。幸い、ワイオミング州での撤廃の試みは失敗に終わり、FGMから女性を守る法律は依然として有効である。しかし、他の多くのケースでは、女性を保護する法律が廃止されたり、生物学的性別に基づく女性保護を撤廃するような法律が提案されたりしており、しばしば有害な結果を招いている。

 アメリカ合衆国の平等権修正に関するある提案は、性自認を性別(sex)のサブタイプとして分類することで、生物学的性別に基づく女性の保護を取り除こうとするものである。キャサリン・マッキノンとキンバリー・クレンショーによってなされたこの法的提案は、一見、まっとうに聞こえるが、実際には女性の保護を台無しにするような考えを提示している。

妊娠、ジェンダー、性的指向、ジェンダー・アイデンティティが「性別(sex)」の下にまとめられているのは、それらがすべて、男性性(maleness)や男らしさ(masculinity)を女性性(femaleness)や女らしさ(femininity)よりも優遇し、性的なルールやジェンダー化された神話、役割、ステレオタイプを強制し、不服従を罰するという、統一的だが多様な不平等システムの一面だからである。[21]

 この提案では、性別(sex)は概念的なリサイクルボックスとなっており、「自分は女性だと感じる」と言う男性は、成人女性(adult human female)と法的に同じ存在であると宣言される。誰でも法的に女性であると宣言できるのであれば、女性は法的に抹殺されることになる。これと同様の法的提案においては、女性差別に対する禁止は事実上、存在しなくなる[22]。ヘレン・ジョイスは、「女性が無限定で無規定であるとき、いかなる政治的要求も持つことはできない」と説明している。女性を性的暴力から守ってきた法律を変更したり撤廃したりすることで、以前は女性専用とされていた場所で、男性による女性への暴力犯罪が増加している。ジェンダー・アイデンティティ運動が「性別(sex)を非物質化し、ジェンダーを物象化する」につれ、女性という言葉は徐々に消えつつある[23]。ウォークの言語は、売買春の中の女性たちやトランス政治で搾取される女性たちを、その諸部分に分解することを促進する。性売買の中の女性たちと同様、女性はセルフID活動家たちによって人間の諸部分へと転換される。『ランセット』という医学誌は女性を「膣のある身体(bodie with vaginas)」と呼び、母親は「出産親(birthing parents)」と言いかえらえれ、母乳は「人乳(human milk)」と言いかえられた。「そこにはミソジニーの匂い以上のものが漂っている」とエコノミスト誌の編集者は言った。「その一方で、男性に関しては、『men』という言葉を捨てて、『前立腺保持者』とか『射精者』、あるいは『睾丸のある身体』という言葉を選ぼうとする同じぐらい熱心なキャンペーンが存在しないのは驚くべきことだ」。非人間的な表現に対する多くの批判を受け、『ランセット』は謝罪を表明した[24]。

  性的客体化と男性至上主義

 男性至上主義は、性的客体化という非人間化のプロセスに根ざしており、人間のパーツ化、断片化、搾取を通じて加害者が他者を客体として見ることを可能にする[25]。セックスワーク論者は、セルフID論者と同様に、性的客体化された女らしさのパフォーマンスを促進する。セックスワーク論の前提する「女らしさ」も、性自認主義の前提する「女らしさ」も、女性身体の性的に商品化された諸部分に焦点を当てているのである。

 筆者がインタビューしたある買春男性は、売買春を「10分間、臓器を借りること」だと表現した[26]。時とともに、性的客体化と商品化は人々に内面化されていく。ストリップクラブで売買春をしている女性は、このプロセスをこう説明した。「女性はこうあるべきだと考える幻想的な役割に合わせて、自分を変え始める。……あなたはあなたではなくなり、そこにさえいなくなる」[27]。

 切断や解離がセックスワーク派やセルフID活動家によって奨励されている場合、自己客体化の弊害はさらに深刻になる。脱身体化や解離は売買春の中の女性たちによく見られることであり、また女性や男性が「間違った体に生まれた」という感覚に基づいて行動することを奨励されたり、彼らが「トランスした」「性転換した」と主張したりする場合にも見られる。他者の性的客体化を内面化することで、人々は、自己の身体が現実世界で機能する能力よりも、自分の身体的外見を重視するようになる。その結果、恥の観念、自己監視、他人が自分をどう見るかをコントロールできるという信念を伴う、客体化された身体意識が生まれる[28]。

 SNSや一部の主流メディアは、このような身体解離を礼賛し、その結果、フェティッシュなペニスを作るために太ももから皮膚を剥ぎ取ってしまった女性のような、恐ろしい身体切除の事例を生んでいる[29]。この身体化されたミソジニーは、次のように書くトランス自認男性によって推進されている。「女性性とは、自己否定によって定義される普遍的な性である。私は、他者の欲望のために自己が犠牲にされるあらゆる精神的操作を女性的(female)と定義する。……[女性であることの]最も赤裸々な本質は、開かれた口、期待に満ちた尻の穴、ぼんやりした目である」[30]。この解離の記述は、売買春を生き抜くために必要な精神状態でもある。

 売買春の性的客体化はポルノグラフィに記録されている。女性を自認する男性はしばしば、ポルノグラフィに登場する女性をロールモデルにしている。「トランスポルノ」はポルノの検索エンジンで人気があり[31]、セルフIDの政治運動とセックスワーク派の政治運動の両方の資金源となっている。ジュヌヴィエーブ・グラックは、「シシーポルノ(女体化ポルノ)」や「強制的女性化ポルノ」における極端な性的客体化と貶めについて明らかにしている。「強制的女性化ポルノ」は、男性がランジェリーを身につけ、化粧をし、性的屈辱を受け、より支配的な男性に従属させられて「女になる」ことを強要されるというもので、男の友愛団体における入会儀式や海兵隊の新兵訓練での屈辱行為に似た儀式が行われるのだ。「シシーポルノ」は、エロティックで暴力的な男性への従属をノーマルなものにしている。女性を自認するある男性はこう説明する。「ファックされることで女になる。なぜなら、ファックされることこそ女であることだからだ」[32]。別の男性は、「男性にクソ扱いされることは、肯定そのものであり、胸の最奥の洞窟から歓喜の叫びが聞こえてくるような感じがする」と語る[33]。

 ジュディス・ハーマンが書いているように、「レイプは男性至上主義を象徴する犯罪」である[34]。レイプとレイプ文化は、女性を自認する男性を含む多くの男性によって称賛されている。したがって、セルフID運動がレイプを理想化することは、男性至上主義のフェティシズム化なのである。売買春の核心は、お金が必要だからという理由で、女性が望まないセックスに応じることである。サバイバーによれば、売買春とはお金を払ってなされるレイプである。売買春は、セルフIDと同様、男性至上主義のフェティシズム化なのである。

[1] M. Farley et al., ‘Prostitution and trafficking in nine countries: An update on violence and posttraumatic stress disorder’. Journal of Trauma Practice Vol. 2 #3-4, 2004, pp. 33-74.

[2] J. E. Mank, Sex-specific morphs: the genetics and evolution of intra-sexual variation. Nature Reviews Genetics, 2022, pp. 1-9.

[3] L. Keith & D. Jensen, ‘The Emperor’s New Penis’. Counterpunch, 2013.

[4] A. Dworkin. Pornography: Men Possessing Women, New York: Perigee, 1981. 〔アンドレア・ドウォーキン『ポルノグラフィ――女を所有する男たち』青土社、1991年〕 C.A. MacKinnon and A. Dworkin. In harm’s way: The pornography civil rights hearings, Cambridge, MA: Harvard University Press, 1997.

[5] E.L. Zurbriggen et al., APA task force on the sexualization of girls, Washington D.C.: American Psychological Association, 2007.

[6] E.A. Vasquez et al., The object of my aggression: Sexual objectification increases physical aggression toward women. Aggressive Behavior, 44(1), 2018, 5-17.

[7] V. Carter & E. Giobbe, ‘Duet: Prostitution, racism and feminist discourse’. Hastings Women’s Law Journal, 10, 1999. 37. C.N. Butler, A critical race feminist perspective on prostitution & sex trafficking in America. Yale Journal of Law & Feminism, 27, 2015, 95. S. Deer, Relocation revisited: Sex trafficking of Native women in the United States. William Mitchell Law Review, 36(2) 2010.

[8] G. Gluck, ‘Gender Ideology, Pornography, and Sex Trafficking’. Feminist Question Time, May 8, 2021. Women’s Declaration International webinar, London.

[9] J. Raymond, Doublethink: A Feminist Challenge to Transgenderism, Australia: Spinifex, 2021, p 78.

[10] S. Pezzuto and S. Profile, The Conversation, 2017.

[11] M. Greenstein and J. Loffredo, ‘Why the Bill Gates Global Health Empire Promises More Empire and Less Public Health’. The Gray Zone. July 8, 2020.

[12] Philanthropy Digest, ‘Gates, Ford, Open Society Announce Commitments for Gender Equality’. 1 July, 2021.

[13] S. Gordon, What is Gaslighting? 5 January, 2022. VeryWellMind.

[14] B. Daley. ‘Gaslighting: from Partners to Politicians, How to Avoid Becoming a Victim’. The Conversation. August 14, 2019.

[15] Celebrity Big Brother, India Kicks Off Day 4!, 2018.

[16] J. Boothman. ‘Absurdity of police logging rapists as women’. The Times UK. 12 December, 2021.

[17] J. Freyd, ‘What is DARVO?’ 1997. https://dynamic.uoregon.edu/jjf/defineDARVO.html

[18] J. Bilek. ‘The Allure of Body Dissociation’. 11th Hour Blog. January 19, 2021.

[19] H. Joyce. Trans: When Ideology Meets Reality. London: OneWorld, 2021, p. 224.

[20] See https://wyoleg.gov/Legislation/2020/HB0127 via Jennifer Lahl.

[21] C.A. MacKinnon & K.W. Crenshaw. Reconstituting the Future: An Equality Amendment. Yale Law Journal, 129, 343. 2019, p. 125.

[22] K. Dansky, The Abolition of Sex: How the ‘Transgender’Agenda Harms Women and Girls, Nashville: Post Hill Press, 2021.

[23] Joyce, Trans, p. 68.

[24] B. Patel and R. Bunyan, ‘Lancet editor apologises for calling women ‘bodies with vaginas’ on medical journal’s cover. Daily Mail UK, September 21, 2021.

[25] C.J. Adams, The Sexual Politics of Meat: A Feminist-Vegetarian Critical Theory, New York: Bloomsbury Academic, 2010.

[26] M. Farley et al., ‘Men who Pay for Sex in Germany and What They Teach Us about the Failure of Legal Prostitution: a 6-country report on the sex trade from the perspective of the socially invisible “freiers”’. Prostitution Research & Education, San Francisco, 2022.

[27] Farley et al., ‘Prostitution and trafficking in nine countries’.

[28] E.A. Daniels, E.L. Zurbriggen & L.M. Ward. ‘Becoming an Object: A review of self-objectification in girls. Body Image, Vol 33, 2020, pp. 278-299.

[29] G. Mac, ‘My Penis, Myself’, New York Magazine. 20 December, 2021. https://nymag.com/intelligencer/article/gabriel-mac-essay.html

[30] Joyce, Trans.

[31] PornHub Year in Review, 2021.

[32] G. Gluck, ‘Why isn’t anyone talking about the influence of porn on the trans trend?Feminist Current, November 29, 2020.

[33] Gluck, ‘Gender Ideology, Pornography, and Sex Trafficking’.

[34] J.L. Herman, Truth and Repair: How Trauma Survivors Envision Justice. New York: Basic Books, 2023.

出典:https://prostitutionresearch.com/trans-advocacy-and-sexwork-advocacy-political-movements-rooted-in-sexual-objectification/

投稿者: appjp

ポルノ・買春問題研究会(APP研)の国際情報サイトの作成と更新を担当しています。

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