【解説】以下は、現在、スコットランド議会にアッシュ・リーガン議員によって提出されている北欧モデル型の「売買春の犯罪と支援」法案(別名「買ってはいけない」法案)への支持を訴える世界の売買春サバイバーの公開書簡の全訳です。この法案についてはすでに、本サイトで、スコットランドの国会議員が買春の違法化を求める(2023年10月19日)、および、「スコットランドに北欧モデル法を導入することが必要だ」──サバイバーの証言(2025年11月14日)として紹介しています。今回はその第3弾となります。ノルディックモデル・ナウの許可の上で全訳を掲載します。公開書簡の本文だけでなく、それに署名したサバイバーの方のコメントも重要なので、そちらもぜひお読みください。
ノルディックモデル・ナウ!
2026年1月5日
15ヵ国から集まった69名の売買春サバイバーによるこの公開書簡は、スコットランドの閣僚および議員に対し、アッシュ・リーガン議員の「買ってはいけない法案」を支持するよう求めている。同法案が可決されれば、北欧モデルがスコットランドに導入される。書簡および一部のサバイバーが付記したコメントは、売買春がもたらす持続的な被害と、歴史的に続いてきた公的機関の無関心の痛ましいエビデンスを示している。
スコットランドの閣僚および議員各位
「売買春の犯罪と支援」法案への支持を
私たちは売買春の個人的経験のある女性として、現在スコットランド議会で審議中の「売買春の犯罪と支援(スコットランド)」法案への支持を要請する。
売買春は私たちに永続的な精神的・身体的被害をもたらしており、私たちの大半が複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っている。売買春の中の女性たちの68%がPTSDの診断基準を満たしており[1]、その割合と症状の複雑さは戦闘経験のある退役軍人のそれを上回る。死亡率は一般人口の6倍にも達する[2]。これは個人の選択の問題ではなく、女性と子どもへの暴力に根ざした公衆衛生上の大惨事である。
私たちの大部分にとって、性売買への道は幼少期から始まる搾取の共通パターンに沿って形成された。研究によれば、売買春の中の女性たちの約60%が児童期の性的虐待を経験しており、約70%が、このトラウマが直接の原因となって性売買に入ることになったと証言している[3]。幼少期の性被害は、女性が一生のうちに売買春に関わる確率をほぼ2倍にし、思春期に虐待的な家庭から逃れようとする行為は参入リスクを40倍以上高める[4]。これらは偶然ではない。女性や子供を暴力から守れなかった結果として予測可能な結果だ。
にもかかわらず、社会や政治家は意図的にこのことに目を閉じたままだ。私たちはこれらのトラウマを記録したり、怒りを表明したりするが、社会は依然として、弱い立場にある少女たちが、性を売る道(そのリターンはますます減っていく)に引きずり込まれたり強制されたりするのを防ぐシステムを構築できていない。その一方で、他者が利益の大部分を搾取しているのだ。売春当事者の90%が売買春から脱出可能なら脱出すると回答している[5]。また、71%が身体的暴行を、63%がレイプを報告しており[6]、私たちが目にしているのは、正常化に値する職業ではなく、組織的な暴力の現われに他ならない。
セックス目的で人間を買うことを明確に非難する法的メッセージが欠如していることは、助長的な環境をもたらし、そこにおいては需要が抑制されることなく増大し、それを満たすためにますます多くの女性と少女が売買春に引き込まれる。引き込む手段は、多く稼げると言ってだますこと、強制、力の行使である。あるいは、長年にわたる公共支出が削減されていること、そして、貧困削減や代替生計手段を提供することへの政府の関心の欠如によるものだ。何らかの法律が存在する場合でさえ、売買春への参入を制限したり遮断したりすることに向けた執行の努力がなされていない。そのため、トラウマを負った子どもたちの搾取や、男性の性的権利資格という概念がノーマルなものになっている事態を阻止できていない。
これは、ドラッグ需要や、過酷な労働環境で製造される安価な商品への需要に対処するキャンペーンと比べるとあまりにも対照的である。私たちの社会そのものが共犯者なのだ。無知はもはや言い訳にならない。こうした現実を知りながら行動を起こさないあらゆる機関、あらゆる傍観者は、女性と少女を消費することを目的としたシステムに彼女たちを送り込む状況を維持する一端を担っている。
イギリス国家統計局(ONS)の試算によれば、2016年に売買春がイギリス経済に53億2900万ポンドをもたらした。2023年にこの額は62億6900万ポンドに増加した。これは、インフレによる生活の不安定化のせいで売買春に参入する女性たちの数が増大したことを反映しているのであって、買春者が支払う額がインフレに応じて増大したことを示すものではない。
2016年、売買春がイギリスGDPに与える影響を分析したONSの主任研究者は以下のように推計している。売買春の中の女性たちが得る総収入は全体のわずか24%で、残り76%は第三者が受け取っている。この比率に基づけば、他人の売買春から第三者〔ピンプや業者〕が得ている利益は、最新データのある2023年時点で47億ポンドを超えている。
2026年1月、ノルディックモデル・ナウ!は売買春や 性的搾取の社会的・経済的コストを検証した報告書を発表した。それは、売春当事者女性たちの事例研究を含んでおり、それによると、彼女たちが売買春に巻き込まれたことによる全体的な社会的・個人的コストは3億5000万ポンド〔日本円で約738億円〕にのぼった。
これらは誇張された数字ではない。6月にはウィメンズ・バジェット・グループが報告書を発表し、イングランドおよびウェールズにおける性暴力行為の広範な社会的・経済的コストを推計した。これには生産性低下、サバイバーの生活の質への長期的影響、機会損失による損失計算ツールも含まれる。報告書は2024年9月までの1年間にイングランドおよびウェールズで発生した子ども・成人双方の性暴力・虐待の生涯経済コスト総額を4000億ポンド超〔約84兆円〕と推計している。性的暴力の被害者となる個人の生涯コストは合計24万ポンド〔約5000万円〕を超えると推定される。現在イギリスで売春当事者女性は10万人と推定されており、したがって彼女たちの生涯コスト総額は240億ポンド〔約5兆4000億円〕を超える可能性がある。
これらの調査は、人々が傍観していられる余地などないことを示してあまりある。これらは抽象的な統計ではなく、社会全体がその条件を作り出した女性と子どもへの暴力のパターンを記録するものだ。
環境保護活動家やその他の運動家たちは正当にも、株主が莫大な利益を得る企業を批判している。それらの企業や産業が引き起こす深刻な被害を修復するため、社会全体が巨額の費用を負担せざるをえないからだ。しかし同じ運動家たちが、売買春から最も儲けを挙げている利得者たちや、その個人的・社会的・経済的コストを負担している者については、奇妙なほど沈黙している。売買春がノーマルなものとされることでもたらされる社会的・経済的・個人的損失は持続不可能だ。
私たちは連鎖的な失敗を目にしている。それは、子供を保護する集団的無力感から始まり、必死に逃れたいと願う状況に閉じ込められた女性たちで終わる。性を買う男たちの家族への影響、ティーンエイジャーの家族に対する影響、幼い子どもたちを養おうとする母親への影響は言うまでもない。売買春のノーマルなものとされていることそれ自体が彼女たちを売春へと駆り立てるのだ。
予防には不快なまでの正直さが必要だ。他人の性的身体へのアクセスを購入する行為に内在する暴力性を名指しし、トラウマを負った子どもたちを搾取可能な状態に導くグルーミング経路を認識し、介入の失敗がすべて予防可能な被害への加担となることを認めなければならない。男性の需要を解体し、児童期のトラウマに介入し、効果的な脱出経路を構築しようとする私たちの集団的意志、それが欠如しているからこそ、被害が持続しているのだ。
残された選択肢は2つだ。女性と子どもに対する組織的な暴力の傍観者であり続けるのか、彼女らの尊厳と生存を真に守り、それを優先させるシステムを構築するかのだ。これが、「売買春の犯罪と支援(スコットランド)」法案の核心である。それはおそらく、真の変革をつくり出す千載一遇のチャンスだ。それは、現代の民主主義社会において、他者を利用し虐待するために金銭を支払う行為が決して許されないことを明確にするための機会であり、女性と少女の売買春と性搾取が象徴する歴史的過ちからスコットランドが回復する長い道のりを歩み始める機会なのだ。
暴力に中立的な立場など存在しない。売春当事者女性は不均衡かつ特有の健康リスクにさらされている。買い手の選択は、人種差別的・性差別的・年齢差別的・障害者差別的・階級差別的な固定観念──「ノー」と言わせない代償の価値──と、女性のセクシュアリティに関する神話に基づいている。売春システムに内在する健康・安全リスクと差別は、他のいかなる産業でもとうてい許容されるものではない。
沈黙は共犯だ。私たちの多くは売買春の中にいた期間、首を絞められ、レイプされ、殴打されてきた。私たちは幸いにも生き残り、声を上げることができた。長年の沈黙と、多くの者にとって「トラウマ・ボンディング」と言える状態を経て、私たちは他のすべての女性たちと子供たちのために声を上げることを誓う。
[1] Farley, M., Cotton, A., Lynne, J., Zumbeck, S., Spiwak, F., Reyes, M.E., Alvarez, D. and Sezgin, U. (2003) ‘Prostitution and trafficking in nine countries: an update on violence and posttraumatic stress disorder’, Journal of Trauma Practice, 2(3/4), pp. 33-74.
[2] Potterat, J.J., Brewer, D.D., Muth, S.Q., Rotenberg, R.B., Woodhouse, D.E., Muth, J.B., Stites, H.K. and Brody, S. (2004) ‘Mortality in a long-term open cohort of prostitute women’, American Journal of Epidemiology, 159 (8), pp. 778-785; Ward, H. and Day, S. (2006) ‘What happens to women who sell sex? Report of a unique occupational cohort’, Sexually Transmitted Infections, 82, pp. 413-417.
[3] Silbert, M.H. and Pines, A.M. (1981) ‘Sexual child abuse as an antecedent to prostitution’, Child Abuse & Neglect, 5(4), pp. 407-411; Bindel, Brown, Easton, Matthews and Reynolds (2012) Breaking down the barriers: A study of how women exit prostitution’, Eaves and London South Bank University; Home Office (2004) Paying the Price: a consultation paper on prostitution.
[4] McClanahan, S.F., McClelland, G.M., Abram, K.M. and Teplin, L.A. (1999) ‘Pathways into prostitution among female jail detainees and their implications for mental health services’, Psychiatric Services, 50(12), pp. 1606-1613; Wilson, H.W. and Widom, C.S. (2010) ‘The role of youth problem behaviors in the path from child abuse and neglect to prostitution: a prospective examination’, Journal of Youth and Adolescence, 39(5), pp. 478-490; Kramer, L.A. and Berg, E.C. (2003) ‘A survival analysis of timing of entry into prostitution: the differential impact of race, educational level, and childhood/adolescent risk factors’, Sociological Inquiry, 73(4), pp. 511-528.
[5] Farley, M., Cotton, A., Lynne, J., Zumbeck, S., Spiwak, F., Reyes, M.E., Alvarez, D. and Sezgin, U. (2003) ‘Prostitution and trafficking in nine countries: an update on violence and posttraumatic stress disorder’, Journal of Trauma Practice, 2(3/4), pp. 33-74; Report of the Prostitution Law Review Committee on the Operation of the Prostitution Reform Act 2003 (2008) para. 5.2.4 (New Zealand); Tamarit Sumalla, J. M. (2024) ‘Mujeres cis y transexuales que practican sexo de pago: involucración y consecuencias, Revista de Derecho Penal y Criminología, 32 (Julio).
[6] Farley, M., Baral, I., Kiremire, M. and Sezgin, U. (1998) ‘Prostitution in five countries: violence and post-traumatic stress disorder’, Feminism & Psychology, 8(4), pp. 405-426.
署名した売買春サバイバー
- アマンダ・ジェーン・クイック(イギリス)
- C.O.(イギリス)。私は売買春のサバイバーだ。この業界の実態を身をもって知っている。女性と少女が業界に入る理由も理解しているし、長期的な影響も把握している。これは関わる者すべてを傷つけるものであり、ミソジニーに根ざしている。女性が平等に生きられる世界の実現を助けよう。男性が「金を払って人を買う行為は許されない」と理解し、女性が真の機会を得て自らの価値を認識できる世界だ。
- エミリー(英国)
- エスター(英国)
- ハリエット(英国)。同意は交渉できるものではない。強制的な交渉(金銭を含む)があれば、それは真の同意ではない。2025年、人々は性的関係においてはこれを理解している。だがなぜか「セックスワーク」となると、金銭の授受があれば同意が交渉可能でも構わないと考えるようだ。売買春をこの文脈で考える必要がある。
- ジェナ(イギリス)
- シアン・S(イギリス)
- V・A・ギブソン(イギリス)
- ヴァネッサ・マクラウド(イギリス)
- アグニェシュカ・ドゥベック(ポーランド)
- アグニェシュカ・ドヴォレック
- アレクシン・ソリス(フランス)。売買春のサバイバーとして、私は姉妹サバイバーたちの運動を支持する。売買春制度に終止符を打つ法案を支持する。フランスの研究が示したように、売買春から離れて久しい今も、私たちの大半はトラウマ症状に苦しみ、専門的なトラウマインフォームドケアを必要としている。どうか女性と少女たちを守り、より良い医療へのアクセスを保障し、男性の需要に対処し、彼らに責任を取らせ、性的暴力や差別に根ざさないまともな仕事を得る機会を促進してほしい。
- アリシア・T(アメリカ合衆国)。女性間の人身売買がどのように発生するかという認識を変えることは不可欠だ。
- アメリア・ティガヌス(スペイン)
- エイミー・メリック(イギリス)
- アンドレア・ハインツ(カナダ)
- アンナ・トラバース(英国)。55歳になった今、ようやく売買春が人生のあらゆる部分に根づいた複雑なトラウマの治療を始めた。私は規律正しい軍人家庭に育ち、表向きは多くの人が「良家の子女」と呼ぶような環境だった。しかし閉ざされた扉の向こうでは、子供の頃から性的・身体的虐待を受けていた。私を守るべき大人たちは、その事実をいっさい見ようとも理解しようともしなかった。17歳になる頃には、家を出る以外に選択肢はないと感じた。そして世間に出た私は、利用されやすいほどの純真さを持っていた。その後起こったことは、この手紙に書かれていることと完全に一致する。私は、これから始まる人生は生存のためであって、害ではないと信じ込まされた。子供たちの父親は私のピンプとなり、そこから選択と強制の境界線は完全に消えた。長年にわたり、私は死にかけた状態に放置されるなど極度の暴力に晒され、男たちが要求した「サービス」の代金を支払わない状況を繰り返し経験した。法律上それはレイプだ。当時はそれをそう呼ぶ言葉すら持っていなかった。虐待を日常のこととしてやりすごすことが生きのびる術の一部だった。13年間で、私の収入は約70万ポンドと見積もっている。人々はその金額を見て利益だと思うだろう。だが実際は、昼夜を問わず働くという絶え間ない圧力、常に付きまとう危険、安定や安全が決して手の届かない場所にある生活から生まれたものだ。収入は決して代償を上回らなかった。真の代償は生涯にわたるトラウマ、家族関係の崩壊、そして次世代へ引き継がれた影響だ。私の子供たちは、恐怖と不安定、そしてただ自分を保とうともがく母親に形作られた環境で育った。私は今もなお、それらの関係を修復している。被害は精神的・心理的なものだけではない。あの時代に負った身体的損傷は、今も毎日付き合わねばならない不調として残っている。今や私は線維筋痛症を含む慢性疾患を抱えており、これらは直接的にあの生活におけるトラウマと肉体的な要求と結びついている。これこそ社会が決して見ようとしない部分だ。トラウマは心の中に留まるだけでなく、身体に宿る。それは長期的な障害となる。それは未来を狭める。被害が止んでから何十年も経った今も、生活の質を低下させている。私はこの制度が生み出した女性の一人だ。被害は仕事が終わっても終わらない。それは身体に、精神に、家族に、そして人生を再建しようとするあらゆる試みに残る。トラウマは生涯続く。世代を超えて受け継がれる。そしてあまりにも多くの女性が、私がようやく試み始めたような自己修復の機会すら得られない。この法案は単なる立法以上のものだ。より多くの脆弱な若い女性たちが、自らを蝕み、その後何十年も心身や家族に代償を払わせる人生へと追いやられるのを止める機会なのだ。私の経験は珍しいものではない。脆弱な少女たちを保護せず、その結果に対して彼女たちを罰するシステムの予測可能な帰結なのだ。
- AR(アメリカ合衆国)
- ベラ(アメリカ合衆国)
- ブレッシング(イタリア)
- ブレンダン(英国)。スコットランド議会様、私は売買春の男性サバイバーであり、女性支援プロジェクトの全国コーディネーターであるリンダ・トンプソン氏によって提出されたスコットランド議会で証言しました。政府が北欧モデルを導入し、売買春のサバイバーを保護・支援することを願っています。
- ブリジット・ペリエ(カナダ)
- カイサ・オスターガード・カルマー(スウェーデン)
- キャロライン・ピュー・ロバーツ(カナダ)。ドイツとアムステルダムは、売買春の合法化が機能しないことを証明している。
- チェルシー・ゲデス(ニュージーランド)
- シェリー・ヒメネス(アメリカ合衆国)。この法案はきわめて重要であり、スコットランドは、他の国々が売買春の被害を最終的に認識し、同様の法律を導入する道を開くことができる。この法案を可決するよう求めるのは、あらゆる場所のサバイバーたちの統一された声である。
- CJ(英国)。サバイバーの声を聴き、北欧モデルを導入してください。さもなければ、あなた方の手には血が着くことになるでしょう。
- クラウディア・ニーリー(米国)。スコットランドの自由への取り組みには、女性と少女も含まれるべきです。これは、人身売買に対する抵抗です。
- クラウディア・キンテロ(コロンビア)
- ダニット・ミッチェル(イスラエル)
- ダイアン・マーティン CBE(英国)
- エレナ(イスラエル)。あなた方は、私や、売買春の経験を持つ多くの女性たちにとって、模範であり、希望です。
- エリザベス・ターナー(英国)
- エリー(フランス)。私たちの声に耳を傾けてほしい。その傷跡は一生残る。私が搾取されたのは、わずか 22 歳のときだった。40 年経った今でも、その経験によって私は深刻なダメージを受けている。
- エヴェリーナ・T
- ゲリア・ベスメルナイア(ジョージア/ロシア)
- ジュヌヴィエーヴ・ギルバート(オーストラリア)。スコットランド議会の議員の皆様、今こそ行動の時です! 私たちサバイバーは、多くの場合、診断されていない健康上の問題を抱えており、それは一生涯にわたって私たちに付きまとうものです。私たちが直面したかもしれない不利な状況を利用して、男性が自分の力と支配力を私たちの身体に対して行使することは、私たちの自尊心にさらなる打撃を与えます。市民を育てよ、女性を育てよ、女性主導の事業への新たな助成金を創設せよ、少女たちにエンパワーさせる措置をとれ、指導的立場に女性を任命せよ、最も弱い立場の者たちへの配慮を示して世界をリードせよ。あなた方は国民を代表するべく選出されたのだ。女性とは何か、私たちの安全が常に脅かされている実態を本当に理解しているのか、医療システムにおける我々の回復・健康・総合的福祉に関する統計を把握しているのか?
- ギルマ・ペレス・エルナンデス
- ヘザー
- イザベラ・プソック(スウェーデン)。強調したいのは、売買春は有害であり、誰もそれに身を投じるべきではないということだ。それは人間を軽視し、貶める行為だからだ。
- ジャネット・ウェストブルック MSSW(アメリカ合衆国)
- ジュリー・スウェード(イギリス)
- ケイト(アメリカ合衆国)
- キャシー・T(アメリカ)。この世界から離れて32年経つが、今でもPTSDの悪夢にうなされる!
- ケリー・ジエンバ(イギリス)
- レホフスキ・イザベラ(スウェーデン)。回復するにつれ、私は、性産業が私や出会った多くの女性たち(私が現代の奴隷制と呼ぶこの場所、つまり売買春の世界にいた時に出会った多くの女性たち)をいかに客体化し、暴力を行使することを普通のこととしてきたか気づかされる。さらに、人間として私たちは今や、人を性的客体化するのではなく、また男性たちの性的欲求を満たすための単なる性的モノではなく、完全な人間となるための公平な機会を提供すべきだと理解しているはずだ。だからこそ、私は心から、この形態の虐待を受けた全ての女性たちのために立ち上がりたい。なぜなら、私も一人の人間だからだ。私たちはより良いものを得るに値し、別の機会を得るに値する。そして、まさにそれを提供するのは国家と社会全体の責任なのだ。
- リラ・レイン(イギリス)
- リリアム・アルトゥンタス(イタリア)。北欧モデルは極めて重要だ。無数の女性と少女、子供たちの命を救う決定的な一歩となる。私はすでに年を取り、強制売春と人身売買が私の人生を破壊した。自力で生き延びる方法を模索するしかなかった。真の困難は逃亡ではなく、絶え間ない暴力による巨大なトラウマを抱えながら外部で生きのびることだった。外の世界では誰も真に理解せず、人々はただ批判し非難するだけだ。北欧モデルは、自由になっても根深いトラウマがあなたを破壊し続けるこの限界点に、何千もの女性と少女が到達するのを防げる。ある意味、今はさらに悪い。なぜなら、中にいた時は何をすべきか分かっていたからだ——脚を開けば問題は解決した。だが外ではどうすればいい?理解も忍耐もない。私は大人だから、これは自分で解決すべき問題だ、一人で対処しろという風潮だ。
- ルバ・フェイン(イスラエル)。最後の正当化された性的暴力の形態を禁止しよう。
- マリー・マークリンガー(ドイツ)
- マージョリー・セイラー(アメリカ合衆国)。商業的性搾取は何世紀にもわたり私たちの社会を荒廃させてきた。即座の性的満足への欲求がその燃え盛る炎に油を注ぎ、真の経済的平等と個人の自己価値を飲み込むこの炎は人間性を欠いている。アダルト産業は今日、私たちの文化に「息子や娘を真の価値を持つ人間ではなく商品として見ることは許容される」と伝えるプラットフォームとして利用されている。売買春制度をエンパワーメントとしてノーマル化することは真実を見えなくさせる。真の変化を求めるなら、社会はこの問題をジェンダーに基づく暴力として認識する物語へと転換しなければならない。
- メルセデス・カーペンター(英国)。女性と少女の人間性を守る先頭に立ってほしい。わが国がそのことを気にかけていると確信したい。
- メルリ・アスボーガード(スウェーデン)。売買春は拷問であり、市民を真に気遣う現代社会がこれを支持することは決してない。
- ミア・ドーリング(アイルランド共和国)
- ミシェル・エイベル(カナダ)。搾取の罠に囚われた女性たちに降りかかる非人道的で本質的な結果に目を背けながら、暴力の存在を許し続けることはできない。平等を達成することを目指す社会にとって、この害を継続させることは、その願望に対する裏切りであり、偽善である。
- ミシェル・ブリューワー(米国)。被害者を犯罪者扱いすることをやめ、彼らがすでに経験している搾取をさらに助長することを止めなければならない!
- ミシェル・ケリー(英国)
- ミシェル・スティーブンス(ニュージーランド)
- ナターシャ・ワイヤー(英国)
- ニンナ・レヴォネン(スウェーデン)。これは人命を救うことになる。どうかこれを考慮してほしい。
- オデッサ(デス)・パーキンズ(アメリカ)。私たちの一人に起こったことは、私たち全員の問題であるべきだ。遠く離れたサバイバーたちも団結しなければならない。私たちはもう沈黙しない。私たちは重要であり、私たちの声は重要であり、私たちの命は重要だ(our lives matter)。
- パニ・フェム(ドイツ)。今すぐ売買春を廃止せよ!
- ピップ・ブレイ(ニュージーランド)
- ローズ・ハンター(オーストラリア)
- ロキシー・ルーツ(ドイツ)。イギリスの性搾取産業のサバイバーとして、私はこの法律の改正を望んでいる。それは緊急に必要だ!
- サブリナ・ヴァリスチェ(ニュージーランド)
- テレサ・フォルリティ(アメリカ合衆国)。私は、売買春に囚われた者たちのための出口を提唱するサバイバーリーダーだ。脱出の道はある。加害者に責任を負わせる立法を支援しなければならない。
- ティアモア・ペイジ(アメリカ合衆国)
- イェレナ・ディヴァイン(イスラエル)