奴隷商人の銅像は引き倒されたのに、ポルノハブと MindGeek はなぜ無傷なのか?

 2020年6月7日、イギリスのブリストルにおいて、人種差別に反対する大規模な抗議行動の中、一部のデモ参加者によって、市の中心部にある奴隷商人であった元国会議員のエドワード・コルストンの銅像は引き倒され、海に投げ込まれました。コルストンは17世紀の奴隷商人で、奴隷貿易で巨富をたくわえ、その一部を学校や市や教会に寄付し、そのおかげで学校や市の通りの一部にその名前が残されています。引き倒された銅像は120年前に作られたもので、歴史的建造物に指定されています。報道によると、ブリストルの市長や地元の警察署長もこの行為に一定の理解を示したとのことです。

 さて、3世紀前のこの人物が奴隷貿易で巨富を築き、その一部を慈善活動に用いたという話と非常によく似た話を最近、何度も耳にしたような気がします。そうです、ポルノハブ(PornHub)とその親会社である MindGeek のことです。彼らは、女性と少女のレイプと人身売買と拷問という奴隷商人並みの行ないによって巨万の富を築き、その儲けのほんの一部でもって、マスク5万枚をニューヨークの医療関係者に寄付すると表明したり、わずか10万ドルのカンパ(彼らの年間5億ドルの売り上げからすると、雀の涙ほど)をアメリカの人種差別反対運動の団体に寄付すると発表しました。

 300年前の奴隷貿易商人の所業にこれほど多くの人々が激怒し、容赦なく銅像が引き倒され、海に投げ込まれたというのに、なぜ、現在進行中の「奴隷貿易」、現在進行中のレイプと拷問、現在進行中の人種差別と人身売買で巨万の富を築き続けているポルノハブと MindGeek は無傷なままなのでしょうか? なぜ彼らは大手を振って活動しつづけ、金儲けを続け、そしてリベラル派から擁護されているのでしょうか? なぜ世界中の Antifa たちは現在進行中のこの暴虐、この奴隷貿易に徹底して無関心なのでしょうか?

投稿者: appjp

ポルノ・買春問題研究会(APP研)の国際情報サイトの作成と更新を担当しています。

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