多くのレイプ画像・強要撮影画像と未成年者のポルノ映像を大量にアップする場(プラットフォーム)となって国際的な閉鎖要求署名がすでに56万人も集まっているポルノハブが3月24日、なんと、このコロナ危機に便乗して、自社のイメージアップのために、マスクを5万枚、ニューヨーク市の医療関係者や市民に提供するとの声明を出しました。そして、それと同時に、同じ声明の中で、自宅に隔離されている(男性)市民のためにポルノハブのコンテンツ(レイプ映像も含まれたそれ)を無料で提供すると言っています。
一見、美談のようですが、『ワシントン・エグザミナー』の以下の記事は、こういう宣伝用トリック(stunt)に目を奪われてはならないと警告しています。
そもそも、深刻なマスク不足がとっくに問題になっている現在、なぜポルノハブは5万枚ものマスクを提供することができるのでしょうか? 明らかにそれ以前に、今日のような事態を見越して、市場から買い占め倉庫に隠匿していたからです。つまり彼らは、ポルノハブという犯罪的プラットフォームを通じて稼いだ大金(のごく一部)を使って、市場のマスク不足をいっそう深刻化させる買占めという犯罪行為を行なったうえで、自社のPRを兼ねて、その買い占めた5万枚を今さら提供すると言っているのです。テレビのコマーシャルを出すよりもはるかに安い金額で(1枚50円としても、せいぜい250万円)、性暴力サイトとしてのポルノハブのイメージの改善ができ、そのついでに、性暴力によってつくられたポルノハブのコンテンツも市民に広げることができるというわけです。
どの病院もマスク不足で非常に困っており、その提供者がたとえマフィアであっても、それをもらいたいと思うことでしょう。まさにそうした危機と非常事態につけ込んで、わずか5万枚のマスクの提供を大々的に宣伝するポルノハブ。どこまで汚い企業でしょうか。ただちに、この企業と幹部の全資産を没収して、市民と被害者のために用いるべきでしょう。
「ポルノハブがマスク5万枚を買い占めた上で、自社のPR用に利用」への1件のフィードバック