ポルノハブが人種差別ポルノで儲けながら、人種差別抗議運動への「連帯」を表明するという厚顔無恥

 ポルノハブの閉鎖とその経営者たちの責任を問う国際署名はすでに98万をこえて、100万に迫りつつありますが、こうした事態に危機感を持ったのか、ポルノハブは5月31日に、米国全土で広がっている人種差別反対の抗議行動への「連帯」を表明し、さらに運動団体に対する10万ドルのカンパを約束すると表明しました。

 コロナ危機時におけるマスク5万枚寄付という声明と同じ偽善ですが、ポルノハブで配信されているポルノの実態を見れば、マスク以上に下劣な偽善です。多くのフェミニスト団体やメディアは、ポルノハブのこの厚顔無恥さを糾弾しています。たとえば以下の記事がそうです。

https://www.collectiveshout.org/pornhub_is_a_hate_group

https://www.breitbart.com/politics/2020/06/03/pornhub-claims-stands-solidarity-against-racism-features-racist-videos/

 これらの記事でも指摘されているように、ポルノハブには以前から大量の人種差別ポルノが存在しており、黒人もの、ユダヤ人もの、ラティーノもの、そしてアジア人ものが大量に存在します。ラテン系女性は性的に情熱的で、いつでも性的アクセスが自由であるかのように描かれ、アジア人女性は従順な性的モノとして扱われています。とくに黒人女性を縛って虐待する、レイプするものは大量にあり、白人警官が若い黒人女性をレイプする、白人奴隷主が黒人奴隷をレイプする、という設定のものも人気動画です。また、ユダヤ人強制収容所や監獄でナチスの将校や兵士が若いユダヤ人女性をレイプするというストーリーのものもたくさんあり、まさにポルノハブは(というよりもポルノそのものが)人種差別のデパートとでも呼べる存在です。

 それだけでなく、Black Lives Matter 運動に便乗して、Black Asses Matter という題名の動画さえ配信されています。このような人種差別ポルノでさんざん儲けておきながら(親会社 Mindgeek の年間売上高は約4~5億ドル!)、その儲けのごく一部を、人種差別反対団体に寄付すると声明するのですから、その厚顔無恥ぶりにはほとほと驚かされます。

 アメリカのリベラル派(たとえばアメリカ自由人権協会)は、極右政治家の人種差別発言には怒りを表明しますが、それがポルノとして提示されるやいなや、その擁護に立ち上がるのです。ポルノハブこそ、アメリカ・リベラリズムの象徴であり、その権化です。右派は、白人警察官を通じて黒人女性を虐待し、左派はポルノを通じて黒人女性を虐待しているのです。

投稿者: appjp

ポルノ・買春問題研究会(APP研)の国際情報サイトの作成と更新を担当しています。

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