売春ロビーが政府、労働組合、メディアと結託して、脆弱な女性を売買春へと追い込むドイツの現状

【解説】以下は、ドイツにおける売買春の現状を伝える記事の全訳です。ドイツでは左翼政権のもと、セックスワーク論に基づいて2001年に売買春が合法化され、売春は他のどの仕事とも同じだとみなされるようになりました。それによって続きを読む “売春ロビーが政府、労働組合、メディアと結託して、脆弱な女性を売買春へと追い込むドイツの現状”

ファイカ・エル=ナガシ「『セックスワーク・イズ・ワーク』について私が言いたいこと」

【解説】本稿は、オーストリアで長らくセックスワーク権利運動の中心人物の一人として活動していたファイカ・エル=ナガシさんのブログ記事の全訳です。当人の許可を得たうえで、ここに掲載します。 ファイカさんは主として移民女性の支続きを読む “ファイカ・エル=ナガシ「『セックスワーク・イズ・ワーク』について私が言いたいこと」”

『モーニング・スター』の社説―「売買春の非犯罪化は女性と少女を救わない」

【解題】イギリス共産党系の老舗の日刊紙である『モーニングスター』は、イギリス最大の労働組合ナショナルセンターであるイギリス労働組合会議(TUC)の女性会議が、セックスワーク論に基づいて、売買春の非犯罪化の動議を大会で提出続きを読む “『モーニング・スター』の社説―「売買春の非犯罪化は女性と少女を救わない」”

ベルギー法は「世界初の快挙」か、それとも男の性的権利の何度目かの神聖化か?

【解説】以下は、ベルギーのアボリショニスト団体イサラが世界に向けて発表した声明です。ベルギーの新しい売買春法(売買春をセックスワークとみなして完全合法化し、それを労働法上の保護を与えるというもので、完全にセックスワーク論続きを読む “ベルギー法は「世界初の快挙」か、それとも男の性的権利の何度目かの神聖化か?”

ミーガン・マーフィー「セックスワーク論がもたらすディストピア――ベルギーの新しい労働法が意味するもの」

【解説】以下の記事は、カナダ出身のラディカル・フェミニストで、長年のあいだオンライン雑誌『フェミニスト・カレント』を発行しているミーガン・マーフィーさんによる最新記事です。筆者の許可を受けて、ここに全訳を掲載します。  続きを読む “ミーガン・マーフィー「セックスワーク論がもたらすディストピア――ベルギーの新しい労働法が意味するもの」”

ジュリー・ビンデル「なぜ売春ロビーとトランス活動家は手を結んでいるのか」

【解説】よく翻訳させていただいているイギリスのジャーナリストでフェミニスト・アボリショニストのジュリー・ビンデルさんの最新記事の翻訳です。セックスワーク派の売春ロビーとトランス活動家がなぜ仲良く手を結んで活動しているのか続きを読む “ジュリー・ビンデル「なぜ売春ロビーとトランス活動家は手を結んでいるのか」”

買春者、ピンプ、ペドファイルを擁護する国際法律家委員会(ICJ)の報告書

【解説】以下の論考は、私たちがいつもお世話になっている Nordic Model Now! に掲載された論考で、国際法律家委員会(ICJ)が今年の3月8日に出した報告書を批判したものです。ICJは、1952年に設立され、続きを読む “買春者、ピンプ、ペドファイルを擁護する国際法律家委員会(ICJ)の報告書”

ツィツィ「セックスワーク・イデオロギーはアフリカの女性を売り飛ばす」

【解説】本稿は、2022年10月15日にロンドンで開催された「Students for sale: Tools for resistance」の午前のセッションにおけるツィツィ・マテカイレ(Tsitsi Matekair続きを読む “ツィツィ「セックスワーク・イデオロギーはアフリカの女性を売り飛ばす」”

レイモンド・ロッタ「性的搾取の『産業化』と帝国主義的グローバリゼーション」

【解説】本稿は、アメリカの左翼組織「Revolutionary Communist Party (USA)」のサイトに2021年10月に掲載されたレイモンド・ロッタによる長大な理論的論考「The “Industriali続きを読む “レイモンド・ロッタ「性的搾取の『産業化』と帝国主義的グローバリゼーション」”

オーストラリアで横行するアジア人女性の性的人身売買――最新のメディア調査が示すもの

キャロライン・ノーマ  オーストラリアではほとんどの州で売買春が完全に合法化され、アジア人女性に対する買春が平然と行なわれ、オーストラリアの景観を汚しているが、昨年末、この実態について『ジ・エイジ(The Age)』紙と続きを読む “オーストラリアで横行するアジア人女性の性的人身売買――最新のメディア調査が示すもの”