アムステルダムは、そろそろ北欧モデルを導入するべき時では?

【解説】以下は、いつもお世話になっている「Nordic Model Now!」サイトの最新記事を翻訳したものです。

ノルディックモデル・ナウ!

2022年12月7日

 最近の報道によると、アムステルダムは、セックスとドラッグのために訪れる「粗野なならず者」にうんざりしているようだ。アムステルダムは来春から、特に英国人を対象とした「抑止キャンペーン」をネットで実施する予定だ。

 同市のロフィアン・ムバルキ副市長は、『タイムズ』の記事を引用して、次のように述べている。「このキャンペーンの目的は、私たちが望まない訪問者を排除することです。この街を愛しているならば、今すぐ行動を起こさなければなりません。迷惑行為や過密状態を防ぐための行動が必要なのです。アムステルダムは世界都市であり、賑わいや活気はそれに伴うものですが、住みやすい街を維持するためには、無責任な成長ではなく、一定の制限を選択する必要があるのです」。どうやら市当局は、有名な赤線地帯が覗き趣味的で猥雑な観光地になっていることを不満を感じているようだ。

 この人たちはお馬鹿さんなのか? 売買春を合法化したら、当然そうなると思わなかったのだろうか? そして、なぜ彼らは、自分たちの街の売春店で男たちが毎日女たちに加えている残虐行為(それは十分に証明されている)にこれまで注意を払わなかっただろうか?

 アンナ・ヘンドリックスとオリビア・シュミットは、アムステルダムの飾り窓売春店でピンプに搾取されていたことを赤裸々に描いた著作『Body for Rent』で、「売買春に対するオランダ当局の姿勢、さらには首都の中心で売買されている女性たちを保護するにあたっての同国の無能さによって、状況はいっそう悪化した」と述べている。

 彼女らは、飾り窓売春店とそのほとんどを経営し支配するピンプたちの暴力的で搾取的な現実に対して、当局が故意に目をつぶっているとしか言いようがない諸事実を記録している。もちろん、この現実はヨーロッパ中のならず者たちを惹きつけることになる。

 搾取された若い女性にお金を払って性的に利用したがるのは、いったいどのような連中だろうか? そしておそらく、われわれイギリス人に対するアムステルダム当局の不満にも一定の根拠がある。買春するイギリス人男性を調査したところ、約半数が海外で買春したことがあると答え、中にはアムステルダムのように売買春が合法な場所で一度でもお金を払って性行為をしたことがきっかけで意識が変わり、今では自国でも頻繁に売春店に通うようになったと説明する人もいた。わが国の若者たちを、金を払って弱い立場の女性を性的に利用し虐待するのは当然だと考えるような「粗野なならず者」に変えてくれたことに、アムステルダム当局に感謝せねばなるまい。

 アムステルダム当局は現在、歓楽街を旧市街から移転させ、バーやレストラン、娯楽スペース、診療所などとともに、売春を行なうための100もの部屋を含む専用の複合施設を建設したいと考えている。彼らは、飾り窓売春店が、この美しい旧市街地の雰囲気を悪くしていると感じている。

 彼らは、この複合施設の候補地として8ヵ所挙げている。当然のことながら、どの地域でも、地元からのかなりの反対がある。正直言って、子供たちが通学し、近所の人たちとコーヒーを飲む場所に、こんなものを欲しがる人がいるだろうか? ヨーロッパ中から下衆な連中が集まってくるような複合施設を? そんなものを自分の家の前に置きたいと思う女性はあまりいないのではないかと私は強く思う。なぜ、そうしなければならないのだろうか? 彼女たちの安全や尊厳も優先されないのだろうか?

 そこで質問だが、なぜ、アムステルダム市当局は、この市民の誇りと正義の茶番をきっぱりと終わらせようと考えないのだろうか? 諸君は、ヨーロッパの粗野な若い男たちに自分の街を訪れてほしくないと言う。それなら、売春店を閉鎖し、その中の女性たちに真の代替手段を提供し、性を買うことを犯罪とすることで、ヨーロッパの若い男たちに、そして若い女性たちに、女は売り物ではないという明確で明白なメッセージを発信してはどうだろうか?

 今こそ「北欧モデル」の出番だ。スウェーデンフランスは、その実行方法を理解するために喜んで協力することだろう。

出典:https://nordicmodelnow.org/2022/12/07/amsterdam-if-you-dont-want-uncouth-louts-from-the-rest-of-europe-visiting-your-brothels-perhaps-its-time-for-the-nordic-model/

投稿者: appjp

ポルノ・買春問題研究会(APP研)の国際情報サイトの作成と更新を担当しています。

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